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暗黒星 (江戸川乱歩文庫)

暗黒星 (江戸川乱歩文庫)

暗黒星 (江戸川乱歩文庫)

作家
江戸川乱歩
落合教幸
出版社
春陽堂書店
発売日
2019-05-13
ISBN
9784394301684
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暗黒星 (江戸川乱歩文庫) / 感想・レビュー

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Kircheis

★★☆☆☆ 『暗黒星』と『闇に蠢く』の2編を収録。 『暗黒星』は個人的に乱歩のワースト作品で、盛り上がる場面もないし、全体的にやっつけ仕事のような印象を受ける。 『闇に蠢く』は乱歩の初長編らしいが、ストーリーに一貫性がなく、乱歩の好きなプロットを無理に詰め込んだだけに感じた。そうは言っても、こちらはそこそこ楽しめた。 準主役のような登場だったのに、ほぼ見せ場のない植村が哀れ。そして美人ではないのに男を次々と虜にするお蝶はどんだけ魅力的な体してるの?

2020/12/05

ehirano1

いつもながらの、「それ(=犯行)が可能だったのは誰か」に焦点を当てれば犯人はわかりますが、それ以上に著者が如何にしてそれをバレないように巧妙に隠し続ける技法が素晴らしいそうです。そう言われてみると、確かにそうですし、推理小説というのは読者との知恵比べでもあるのだなと改めて感じた次第です。こういうの楽しいな。

2023/07/11

warimachi

「闇に蠢く」の方は過去に読んだ覚えがあるけど、「暗黒星」はどうだったかな。どのみち忘れそうな内容だった。「闇に蠢く」はどちらかというと忘れたいような内容で、なんかもう乱歩も書いててイヤになったのかなあという感じであった。

2020/06/07

ひつ

暗黒星と闇に蠢くの二篇で、個人的には暗黒星の方が好き、というか闇に蠢くのえぐみがすごくて、よく知った明智が出てきた暗黒星に安心感を感じているからかもしれない。

2024/04/24

ガトリング邪教徒(女)

この一週間で「後暗いことがある」「嘘をついている」人間はやたら口数が多くなることを改めて思い知らされた。素直にごめんなさいすればいいのに嘘に嘘を重ねるから「コンサルが勝手に作成したはずなのに司会者ともども前もって打ち合わせしている」と時空が歪んでしまうのだ。この犯人はそこまで愚かじゃないから偉いと思うよ。あと「暗黒星」ってタイトルが真の意味ともども素敵。

2023/10/09

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