偉大なる夢 (江戸川乱歩文庫)
偉大なる夢 (江戸川乱歩文庫) / 感想・レビュー
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乱歩らしく短編の『断崖』は、トリックと犯人が二転三転して面白い。一方で表題作の『偉大なる夢』は出来の悪いスパイ小説のようなもので凡庸だった。
2022/06/19
ひつ
戦時中に描かれたため今とは価値観がかなり異なるスパイ小説だけど、内容としては乱歩らしい探偵小説かなと思った。
2024/04/25
シルク
戦時中の軍が舞台なので、乱歩の中では異色な作品。でも、トリックや犯罪の背景は他の作品とよく似ていた。
2021/08/02
コマンドー者
戦時中に国策小説としてかかれた異色のスパイもの作品。とは言え、舞台が軍隊の研究所になっているだけで、いつもの明智の出てくる通俗推理ものとほぼ同じような展開で、普通に乱歩らしいテイストである。新兵器が開発されて希望を抱かせて終わるが、実際は敗戦まっしぐらの状況が何とも皮肉だ。
2020/06/08
ㄜƕ
美貌の描写が最高すぎる
2019/08/22
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