悪魔の紋章 (江戸川乱歩文庫)
悪魔の紋章 (江戸川乱歩文庫) / 感想・レビュー
白いカラス
明智探偵はいつ登場するのかヤキモキさせられました。いかにも乱歩作品らしい怨念を感じさせる作品でしたね。
2024/11/16
under
ここまでこのシリーズを読み進めると、似たような展開やトリックのものが多くなり流石に飽き飽きしてくる。「三重の指紋」の不気味さを逆手に取ったトリックだけは面白い。まぁ犯人は予想通り。
2022/08/19
ひつ
同じようなトリックがあったので、犯人はすぐに分かったけどそれでもどんどん読み見進めたくなるワクワクさがある。
2024/04/23
コマンドー者
乱歩の通俗探偵もの長編。最初の数ページ読むと犯人がモロバレ状態で、以降、この人が犯人だと思って読んでいると、不可能犯罪が全て自作自演状態で、全く不思議でもなくなるという乱歩らしいポンコツぶりが逆に楽しい。全く読者の予想通りの真相が明かされる。
2019/11/24
アオノ
ポプラ社版のタイトルは『呪いの指紋』。純真な子供の頃は、コレとか蜘蛛男とか緑衣の鬼をワクワクしながら読んだものですが、こうして読み返してみると、どれも似たような感じですね。穴も多く、犯人の目星もスグについてしまいますし。でも、少年の心を躍らせた片鱗は随所に垣間見えます。川手氏が生埋めにされていくくだりなんかは、やはりゾーッとしましたもの。続いて緑衣の鬼を読み返そうと棚の奥の方から数十年ぶりに引っ張り出したら、本が異様に臭くなってて辟易してます。これも買い直すか…
2019/09/15
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