三角館の恐怖 (江戸川乱歩文庫)
三角館の恐怖 (江戸川乱歩文庫) / 感想・レビュー
こふく
久々の乱歩作品、表題作「三角館の恐怖」のみ。
2024/06/01
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明智がいないだけで結末は混迷を極め乱歩作品はかなり面白くなると思う。今作の『地獄風景』ではそれが顕著でご都合主義的展開がなくまさに地獄のような数の人死にが出ている。描写はパノラマ島のようで乱歩らしさがある。 『三角館の恐怖』は翻って乱歩らしさがあまりない一作。正当な本格ミステリ小説ではあるものの、あれをクローズドサークルと言っていいのかは疑問。動機とトリックも面白い。
2022/08/28
まさ
大正から昭和初期にもこのような自由なエキセントリックな本が出版されていたというのは驚きである。 戦前から人々の想像力と好奇心は果てしないものだ
2024/01/16
白いカラス
地獄の風景は、江戸川乱歩らしかったですね。三角館の恐怖は、ソフトでした。
2020/04/13
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