これからはソファーに寝ころんで
これからはソファーに寝ころんで / 感想・レビュー
バネ
TITLEと表紙絵に惹かれ、手に取る。ちとMANIACな内容は飛ばしつつ読了。あとがきの「同年輩の早い死を意識するようになったのも、五十代の終わり頃からだった。一年いちねんを意識し、楽しいコトを見つけて大事に生きていく」にしみぢみ共感。
2022/11/20
kawa
還暦を迎えた書評家の脱力エッセイ。水郡線、北千住、谷保、馴染みないところの散歩。あらゆる散歩好きの定番お好みコースがいつでも、どこでも素敵なエッセイになり得る証左かも。ちょっと年下著者の興味は、あちこち振り回し状態で「目・点」だが、そこも含めて同時代感たっぷりで楽しい読書タイム。
2023/04/13
阿部義彦
春陽堂書店から古本の虫の岡崎武志さんのエッセイ集です。スマホで写真を撮るのに凝っているそうなので写真を使った報告書の色合いが強いです。岡崎さんも既に62歳でこれからは自由に自分の好きなこと(音楽、写真、散歩etc)に集中して内面の充実を図りたいとの事。美術にも興味があり部屋には絵やポートレートが所狭しと貼られています。音楽は相変わらず吉田拓郎が好きなのですね。昭和の面影を宿すポートレートの数々、楽しませて貰いました。「女子の古本屋」何気にロングセラーに、乾杯!
2019/07/06
チェアー
60歳からの生活をまとめたバラエティブック。エッセイあり、好きなレコードの紹介ありとばらばらなのだけれど、全身岡崎さん、という感じがする。歳をとってからのほうが面白いことはたくさんある。肩書じゃなくて、人間としての付き合いも、歳をとったほうがやりやすい。余分な欲なんてないほうが生きやすい。ひょうひょうとして歩いて、立ち止まって休んで、読んで、考えて、ぼうっとして過ごす。そんな時間がいいのだ。
2019/07/28
お静
ちょっと残念!この本は70才以上なら楽しめそう。出てくる話が2,30ねん前の話しが多い。載っている写真も全てがセピアのかおり。まだ62才の岡崎氏なんだからもう少しタイムリーでいてほしかった。
2019/07/29
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