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「依存症」社会 (祥伝社新書330) (祥伝社新書 330)

「依存症」社会 (祥伝社新書330) (祥伝社新書 330)

「依存症」社会 (祥伝社新書330) (祥伝社新書 330)

作家
和田秀樹
出版社
祥伝社
発売日
2013-08-02
ISBN
9784396113308
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「依存症」社会 (祥伝社新書330) (祥伝社新書 330) / 感想・レビュー

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kinkin

アルコール、タバコ、覚醒剤、パチンコやネットゲームなど今日本では様々な依存症が蔓延している。どこからが依存症の境界なのか、依存症に依存する社会、依存症の治療と予防について浅く書かれていた。本書で触れていたフリーアクセスという言葉が気になった。マスメディアや身近な場所などいつでも誰もが依存の対象となることに簡単にアクセスできることだ。依存症は「病気」ということからすれば病気をより深刻にしているのが今のニッポン社会だ。そこに「カジノ」が参入するとどうなるのか・・・・図書館本

2017/05/23

カッパ

意志の問題ではない。意志が壊れてしまう病気なのである。原因はともかく、他人に素直に依存できない孤独な人が多い。脳のプログラムも書きかわっているのいう。依存しやすいものを減し、予備軍を減らすことが急務だとおもう。依存の本質が時間浪費だとしたら日本の未来も暗いのだから。

2018/07/10

うろん

自分も買い物依存症の気がある。意志が弱いとかではなく、依存症は病気だときちんと認識して治すことが大切。

2018/09/24

Keiko

ギャンブル、ドラッグ、アルコール依存性やうつ病などは本人の意志が弱いわけではなく、病気という認識が低い日本。事件が起きても起きたことしか報道されず、その根本原因に目が向けられることはない。利権が絡み過ぎる日本。他国では、依存症になる広告宣伝は流さないとは知らなかった。確かに夜にお酒を買いにいくと、お酒コーナーに鍵が掛けられていることがあった!海外のようにカウンセリングや心療内科に行くことがもっと普通になればいいのにと思います。田舎ほど、人目や一家の恥扱いとなり、軽症の時点で手を差しのべられず手遅れになる。

2022/07/13

しょう

依存症を誘発する可能性のあるアルコール、ギャンブル、ゲームといったものを規制することもなく、むしろ広告を垂れ流し、いつでもそうしたものにアクセスすることのできる日本の異常さについて書かれていました。その理由として「依存症になるのは弱いから」という間違った認識が社会全体にある。精神的な病は目に見えないから、余計にそうした認識に陥りやすいのかなと。依存症ビジネスは短期的には儲かると思いますが、長期的に見れば確実に損をする。個人の脳を破壊する依存症は、個人の人生を破壊し、周囲の人生を破壊し、社会を破壊する。

2021/06/23

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