不安な童話 (ノン・ノベル 494)
不安な童話 (ノン・ノベル 494) / 感想・レビュー
Eiko
なかなか、どうして・・・。この読後感はなんだろう。「光の帝国」までの道程は長い。けれども片鱗は確かにある。そんな感じかな。面白くなかったわけではない。のめり込むほどではないけれど、どうでもいいやと読み進めるのでもない。今日の月の出は妖しかったなぁ・・・。
2016/10/18
海月
作者によると「基本的な本格物」を書こうと思ったらしいですが、ファンタジーやホラーの要素もあり、いかにも作者らしい作品に仕上がっていると思います。珍しく(?)伏線なども回収されているし、比較的スッキリとした感じではないでしょうか。
2013/04/17
チガ
ミステリー?ホラー?最後の真相は自分の想像と違って、気になってどんどん進んでいきました。全体的に暗い雰囲気が漂う話でした。
2011/09/18
不純文學交遊録
自分は25年前に変死した伝説の美人画家の生まれ変わりなのか…前世の記憶という超常的な出来事が、現実的な事件として解明される。幻想+推理、その見事なトリックを思い出したくなって再読した。『六番目の小夜子』そして『球形の季節』と幻想的な学園小説の書き手としてデビューした恩田陸が、初めて手掛けたミステリ作品である。
2018/06/24
書庫の番人
最初はつまらない設定だなって思ったけど、読んでいくうちに引き込まれてしまった。万由子の生まれ変わりを信じてしまったし、犯人が予想外(*_*)まだまだ自分で推理するのは未熟者のようです(笑)
2012/05/13
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