巴里人形の謎 (ノン・ノベル 543)
巴里人形の謎 (ノン・ノベル 543) / 感想・レビュー
ヨーコ・オクダ
霞田兄妹シリーズ。兄の高校時代、同じクラブの部員たちの過去から現在の人間関係。パリで自殺したビスクドール作家、彼の元交際相手である調香師、ノンフィクション作家、彼のフィアンセ(人形作家の母を持つ)、そしてミステリ作家の霞田兄。ノンフィクション作家が非常にイヤな感じのキャラに描かれていて、自分の出版パーティーの夜に殺害される。彼が本にしようとしていた、パリで自殺した同級生の事件も関わってくるのか!?霞田兄が珍しく冷静さを失う場面がチラホラ。兄の負傷を知らされ、霞田妹もパニック。事件は無事に解決するのか?
2023/12/31
コス
霞田シリーズも中盤ですね。今回は霞田兄にまつわる話で今までにあまりない展開になります。人形がテーマということもあってか、作品全体が不気味な感じに仕上がっているのは良かったかなと思ってます。
2013/12/19
ホームズ
今回は史郎と史郎の高校時代の同級生たちが巻き込まれた殺人事件。 犯人の動機が(--;)ちょっと微妙かな。面白かったんだけどな(--;)とりあえず霞田兄妹シリーズも第一部終了(笑)
2008/07/19
まりもん
史郎の学生時代が事件に絡んでいた。
2008/05/12
kagetrasama-aoi(葵・橘)
霞田兄妹シリーズ、第五弾。七月の終わりに始まった事件。今回はプロローグがパリから始まるのが新鮮でした。志郎の高校時代の文芸部の仲間達がどっぷり関わった事件なので、否応なしに志郎は巻き込まれてしまいます。またそれで色々葛藤があるんだけど、それはもうこのシリーズのお約束ということで。志郎の高校時代の人となりが垣間見えて楽しかったです。人形をモチーフにした謎解きは、志郎が襲われた事件の衝撃で私のなかではなんだか上滑りしてしまいました!西洋人形ってなんだか不気味なイメージがあって、このお話に合っていたと思います。
2015/03/13
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