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東京失楽園の謎 (ノン・ノベル 584)

東京失楽園の謎 (ノン・ノベル 584)

東京失楽園の謎 (ノン・ノベル 584)

作家
太田忠司
出版社
祥伝社
発売日
1997-04-01
ISBN
9784396205843
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東京失楽園の謎 (ノン・ノベル 584) / 感想・レビュー

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ヨーコ・オクダ

霞田兄妹シリーズ。この作品で一旦お休みとのこと。舞台は東京。兄妹初のコラボ作品出版に向けて忙しい2人。担当者との打ち合わせついでに、パソコン通信のオフ会に出席する予定になっていたのだが、妹は装丁家&編集者の殺人事件に巻き込まれ、兄はパソコン通信仲間の殺人事件に巻き込まれる。失楽園の詩、天使が双方の事件に絡んできて…。割と、クサい人物の言動は、オープンにクサく描写されているんやけど、大トリというか、意外っぽさを装わせている犯人の狂気が怖くって。志郎兄がその部分を炙り出していくシーンにゾクゾクしたわ。

2024/05/31

ryo

こちらでオススメしていただいて読んだ本です^ ^ 初めての作家さんですが、読みやすくスイスイ進みます。 兄と妹というシチュエーションも大好きです!

2014/03/16

ホームズ

こっちが第一期の最終作か(笑)ミルトンの『失楽園』の詞が被害者に添えられる連続殺人事件。東京では史郎も苦労するかと思ったけど、東京にもパイプがあったんだね(笑)犯人と犯人の動機は微妙でした(--;)ちょっと理解しにくいよな〜

2008/07/25

松(マツ)

シリーズ6作目、こちらもとても面白かったです。霞田兄妹の関係が本当に羨ましいのと、それ故にもどかしくなる人間関係と――と、本編じゃないところにも想いを馳せてしまいます。 狂気と偶然が絡み合って壮大な犯罪を作り上げてしまったんだな、と暗澹とした気持ちにもなりましたが、最後の爽やかさに救われました。

2023/01/17

kagetrasama-aoi(葵・橘)

霞田兄妹シリーズ第六弾。第一期の終了とのこと、期待して読みました。十二月の初めに起こった事件。前作までと異なり舞台は東京、名古屋より土地勘があるので(大学進学の為上京して十数年暮らしていましたので。)、移動や景観がイメージしやすかったです。動機が凄くわかり難かったです、まあ、心が病んでいる人は現実にも沢山いるんですから納得はできますが……。天使というタイトルに反して物語は暗く救いが無い……ような結末でした。トリックや志郎の名探偵ぶりは面白かったですが。霞田兄妹、何処に向かうんでしょうか?

2015/03/14

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