さよならの殺人1980―長編本格推理 (ノン・ノベル 617)
さよならの殺人1980―長編本格推理 (ノン・ノベル 617) / 感想・レビュー
kagetrasama-aoi(葵・橘)
太田忠司氏、登録六十一作目。ミステリとしての出来はいまひとつ。ただただ当時の様子が懐かしくて読んでいて楽しかったです。”ジョンレノンの死”を知ったのは大学生の頃、東京のアパートで一人暮らししていました。このお話の語り手と同じくらいの年齢です。だから余計そう思うのかもしれません。因みに初読は四十代初めだったと思います。その時はさほどの感想は持ちませんでした、多分大学生の頃の色々を思い出すのが辛かったのかも。青春時代は老境に思い出して楽しいものなんですね、きっと。
2018/03/19
ありさと
ミステリとしては正直そう面白いものではないかと。コミカルなやり取りなどは太田さんらしく楽しくてするする読めた。ただラストが無性に怖かったので個人的な評価は高め。
2011/06/21
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