首のない鳥 (ノン・ノベル 705)

雪紫

不気味な感じと先の展開へと読ませる力は十分・・・なはずなのに、ジェットコースターホラーと言いながらそのジェットコースター、終盤にレールから外れて汚物まみれの底なし沼に盛大に突っ込んだ感が・・・何故そこでスカトロ鬼畜展開に。そして、あのオチはクラニーらしいと言えばクラニーらしいけど・・・世界の片鱗を体験したポルナレフ呼び出したくなりました(一部のクラニー作品にも言えることですが)。

pucotan

読んだ人のコメント少なっ…！ｗ　コメントの少なさが既に内容を語ってるというかｗ　　勝手なイメージで、この作者はバカミスだと思って読んだことがなかったのですが、「ジェットコースターホラー」の謳い文句にひかれて読んでみました。途中までは、文章もすごく読みやすいし、キャラも魅力的で、なかなかいい作品じゃないか…と思っていたのが、城野さんがおかしくなってきた辺りからちょっと違和感を感じ始め、最後は愕然でした。鬼畜は嫌いじゃないですが、前半が台無しで、もったいないと思いました。

2011/06/20

マサトク

ジェットコースター・ホラーと副題にあるけど、最後すっ飛ばしすぎで笑ってしまう。ホラーを読みたがったり書きたがったりする心性ってどうなんだろ、と不思議にも思う。牽引力はあった。

2015/11/23

ippppppo

ジェットコースターホラーの冠通り、キリキリと登って急転直下。ジワジワと謎を解いていく前半から徐々にスピードを増し、ラスト５ページはトップスピードでまさか、えーそんなー！！スカトロジーとスプラッターに免疫ある人向け。苦手な人はそもそも「倉阪鬼一郎」の時点で手に取らないだろうから大丈夫か。

2014/11/24

れい

身に迫る恐怖がジワジワと恐怖心をあおりますが、 主人公の女性がちょいちょいポカして その度に危険な目に合うという展開がちょっと、読んでて 「こいつバカか？」と思わせる。 後半は加速度的に、カオスな世界へ。 レイプ、スカトロ、ドラッグ、死姦 もはやジェットコースターホラーではなく ジェットコースター鬼畜小説。 ひきました。 そしてまさかの人類滅亡。 あまりの展開の開けっぷりに失笑でした。 星ー１

2010/06/27