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絶海 (ノン・ノベル 750)

絶海 (ノン・ノベル 750)

絶海 (ノン・ノベル 750)

作家
恩田陸
西澤保彦
歌野晶午
近藤史恵
出版社
祥伝社
発売日
2002-10-01
ISBN
9784396207502
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絶海 (ノン・ノベル 750) / 感想・レビュー

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かんらんしゃ🎡

★GOTOキャンペーンで絶海の孤島に行かないかって誘われたら断ろう。ましてやホスト不明の招待状が送られてきた時にゃ、ノコノコ出かける選択肢はない。必ずや連続殺人事件に巻き込まれることだろう。★そんな島を舞台に4編。本格派は「生存者、一名」だけ。他3編は趣きが異なる。「なつこ、孤島に...」は、これ官能場面多すぎだけど笑って読める。それでいて行動心理は深い。★GOTOキャンペーンならぬKOTOーキャンペーンにはゆめゆめ気をつけることだ。

2020/07/19

papako

久々濃厚な推理もの。堪能しました。恩田さんのあの不思議感性。歌野さんの最後まで気のぬけない感じ。西澤さん、初読みでしたが、なんとも不思議な魅力。近藤さんの危うい友人関係も。それぞれの作家さんの魅力がつまってました!

2013/04/27

みや

孤島が舞台のミステリアンソロジー。真相や展開に若干の物足りなさを感じたのは、四作どれも設定が素晴らしく、期待感が高すぎたせいかもしれない。ほぼ同時刻に餓死・屋上で墜落死・感電死に至った三死体の謎を探る『puzzle』(恩田陸)は特に魅力的で、想像が膨らむ廃墟の情景も非常にそそる。島に少女五人が取り残される『この島でいちばん高いところ』(近藤史恵)は、五人の関係性や繊細な感情が丁寧に描かれ、青春小説として良き。爆発事件を起こした宗教団体の信者たちが順番に殺される『生存者、一名』(歌野晶午)も楽しく読めた。

2021/06/29

群青色

読んだことのない作家さんもいたので、この機会に読んじゃおうと借りてみた。なかなかの作品集だったけど、一押しの作家さんは変わらず。

2017/01/23

みっちぃ

「絶海」の孤島を舞台にした、4人の作家によるアンソロジー。歌野さんと西澤さんは、気になってはいたけど過去に読んだことがない作家さん。歌野さんのは、恐れ入りましたって感じ。西澤さんのは…終始びっくりしてました。この方、いつもこんな感じのお話を書かれるのでしょうか(^_^;) 恩田さんは、安定の本格派。近藤さんは…なんかやるせないというか、見ちゃ居られないというか。なんか疲れました。

2015/07/04

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