空から見た殺人プラン (ノン・ノベル)
空から見た殺人プラン (ノン・ノベル) / 感想・レビュー
つたもみじ
学習プレイランドという夢の為、夢を共に実現させてくれる人材を集める為に各地を巡る龍之介たち三人。景勝地を巡っているので旅行気分でも読めた一冊。短篇集。実際に行ったことがある場所は宮島・厳島だけだったけど、土地柄や、土地の名産を絡めたトリックは面白かったです。知的興味のある事柄に対して興奮しながら喰いついている龍之介を「ハチミツを舐めた熊のプーさん状態」と評していたのに笑った。
2013/10/03
花嵐
★★★☆☆ 龍之介シリーズ連作短編集。今作は有名な景勝地を巡りつつその地で起こる様々な謎を解いていく。そういう意味で龍之介たちと一緒に旅をしている風情を味わえた作品。広島の厳島神社は私も行った事があるのでその分想像ができて楽しめた。一番気に入ったのは三重の鳥羽を舞台にした「真珠とバロックとあたしの部屋」かな。
2020/02/27
きりと
これ1冊で日本の名所巡りができます。殺人事件が起こらない厳島神社はちょっと物足らない印象だが、厳島神社を舞台に人殺しの話はバチが当たりそうで書けないな。
2009/06/28
銀城
秋田、長野、三重、広島、山口。学習レジャーランドの建設を目指す龍之介が各地を奔走する話。しかして中身はほぼ観光ツアー、詳細にレポートされているので現地に行った気分になれますw
Mono
景勝地を旅する短編集。それぞれの土地柄とトリックを連動させた趣向で、博覧強記の主人公だからこそ解けるマニアックな謎は健在で、まあたまには旅情もいいかな、と。
2010/12/16
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