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十津川警部二つの「金印」の謎 (ノン・ノベル 833)

十津川警部二つの「金印」の謎 (ノン・ノベル 833)

十津川警部二つの「金印」の謎 (ノン・ノベル 833)

作家
西村京太郎
出版社
祥伝社
発売日
2007-09-01
ISBN
9784396208332
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十津川警部二つの「金印」の謎 (ノン・ノベル 833) / 感想・レビュー

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bluemint

テーマの2つの金印について興味を持っているので読んだ。すぐ読めたが、ペラペラの内容だった。あらすじだけで肉付けが乏しい。思い込みの捜査で、しかも都合の良い証拠や証言がすぐに集まる。これでは乗車中の時間つぶしの用途しかない。おまけに文章が酷い。こんな具合「そんな時、亀井が、じっと、黒板をにらんで、見ているのに、十津川は、気付いた」読点つけ過ぎで、最後まで全部この調子。口述を素人のアルバイトが清書しているのか?編集者はチェックしないのか?「殺しの双曲線」の頃は真摯に取り組んでいたのに。十津川警部が泣いている。

2018/08/02

Tac

3件の首なし殺人事件に、志賀島で発見された金印の他にも、魏から卑弥呼に贈られた金印が存在するはずという歴史の話を絡めた作品(最近の西村作品は、推理小説と思わずに読むようにしています)。殺人の目的にちょっと無理があるように思いましたが、サクサクと話が進んでいくので、読みやすい話でした。ただ、展開が急ですし、十津川警部の推理の根拠が十分に描けているようにも思えません。TVドラマの原作ということであれば、こんな感じでも良いと思うのですが、刑事達が取り組んでいる捜査の過程も、もう少し詳しく書いてもらいたいですね。

2013/09/13

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