紳士ならざる者の心理学: 天才・龍之介がゆく! (ノン・ノベル 838)
紳士ならざる者の心理学: 天才・龍之介がゆく! (ノン・ノベル 838) / 感想・レビュー
Norico
天才の龍之介さん、携帯電話で状況聞いて推理しちゃうって、かなりな安楽椅子探偵。シリーズものとは知らずに読んでました。銭湯をリノベーションして、学習プレイランド?キッザニアみたいなものかな?を作るっていう夢がかなった巻。これからの運営とか、その夢を持つようになった経緯とかも気になるので、他の巻も読んでみよう
2019/01/06
みこと
探偵役の龍之介のような、童顔でちょっと天然で大人しいけど実はすごく頭が良くて謎をどんどん解決しちゃう人というのは個人的にすごく好きなんだけど、全体的な文章とかセリフの言い回しとかが独特だなーと読んでて思った。わかりにくいとこもあり、これは誰がどの立ち位置でどういう感情で言ってんねん!と突っ込みたくなったり(笑)慣れるとクセになるのかな。とりあえず機会あったらまた読んでみようと思います。
2022/03/14
花嵐
★★★☆☆ 天地龍之介シリーズ短編集。今作の最後の話でようやく夢であったプレイランドが竣工し龍之介がその館長となったわけだが、その姿はずっと読んできた読者としては中々に感慨深いものがある。今回はその話も大掛かりなトリックというよりはタイトルに表れているように心理的なトリックに重きが置かれているような気がする。一番気に入ったのはその心理的要素がふんだんに取り入れられていた「見られていた密室」かな。
2020/05/13
ソラ
読メ登録前に読了済み。
2006/04/12
きりと
ようやくプレイランド竣工。がんばれ~。表題作よりも書き下ろされた「見られていた密室」が、ロジックもしっかりして読み応えありです。被害者と犯人の心理戦にワクワクしました。それを簡単に解き明かす龍之介君ももちろんすごい。しかし、「天才」ものを書く場合作者もそれなりの頭脳が必要。ということは一番すごいのは書いている柄刀さんだと思います…。
2009/06/30
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