彼女が追ってくる (碓氷優佳シリーズ)
彼女が追ってくる (碓氷優佳シリーズ) / 感想・レビュー
ダイ@2019.11.2~一時休止
碓氷優佳その3。彼女は最後まで追ってきましたね・・・最後のオチがすごいっす。それにしても表紙の左四人がハリセンボン春菜・仲本工事・陣内孝則・黒木メイサに見えて仕方ない・・・。
2015/11/19
🐾Yoko Omoto🐾
碓氷優佳シリーズ3作目。起業前に勤めていた会社の集い「箱根会」に3年ぶりに招待された中条夏子。彼女に参加を決意させたのはかつて同じ男を愛した因縁の同僚「黒羽姫乃」の参加だった。完全犯罪を目論む夏子、殺されて尚夏子を脅かす姫乃、そして完膚なきまでに企みを看破する優佳。優佳のロジカルな推理と氷のような冷徹さに更に磨きがかかったようで肝が冷える。夏子が最も知りたかった「姫乃が握っていたカフスボタンの意味」は今作の要。本気で恐ろしいのは間違いなく見通していたであろう結末を完全に黙殺する優佳である。「はい、終了」
2014/05/12
相田うえお
★★★☆☆21077【彼女が追ってくる (石持浅海さん)k】碓氷優佳シリーズ3作目。登場人物が多そうな予感がしたので新たな人物が出てくる度に名前,性別,年齢,職業,特徴などをノートに書き留めてたんです。が!第一章の後半で登場人物の羅列が本文に書いてあった〜!あちゃー!無駄な事してたか。。(人生に無駄なことなんか無い!) 本作品も第1作目と同様、犯行シーン見て見て〜と、読書が犯人を知っている状態から、優佳が天才的推理で犯人を突き詰める流れ。ラスト1行は驚愕!(毎回ながら天才優佳の思考は凡人には理解不能)
2021/08/14
財布にジャック
「石持さん、お帰りなさい」と言いたくなるような秀作でした!このところ石持さんの新刊を読むたびに、何かが違うと思っていましたが、今回は「これを待ってました!」と叫びたくなりました。碓氷優佳シリーズは安心して読めるし、ミステリーとしての完成度が高いです。「勝つのは生者か、死者か」という帯や「彼女が追ってくる」という題名も作品にピッタリでした。もっともっと、このシリーズが続きますように!
2011/11/03
そのぼん
ブラックな話・・・。殺人事件が起き、あらかじめ犯人は判っている形で話が進んでいきました。普通の謎解きとして、その後展開するのかと思いましたが、他に容疑者が現れたりと、全く先が読めない方向へと発展していきました。そして、予想外の後味の悪さに呆然としました。
2012/10/15
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