私のイエス: 日本人のための聖書入門 (ノン・ポシェット え 1-1)
私のイエス: 日本人のための聖書入門 (ノン・ポシェット え 1-1) / 感想・レビュー
GAKU
「聖書」、「キリスト教」に関しての入門書としては、最適ではないでしょうか。遠藤周作氏が非常に分かり易く書いてくれています。こちらを読んで多少なりとも、キリスト教やイエス・キリストに興味を持たれたら、「イエスの生涯」、「キリストの誕生」なども読まれたら良いと思います。私としては今回この書を読む事により、キリスト教における「奇跡」に対しての、遠藤周作氏の考えを良く知る事が出来たのが収穫でした。これからは他の方のキリスト教に関する本も読んでみて、広い視野で「キリスト教」に対しての理解を深めて行きたい。
2016/10/30
優希
周作先生の信仰の想いが伝わってくるようでした。分かりやすくキリストとキリスト校について書かれていると思います。聖書を読みたくなりますね。
2024/02/28
かおりんご
私にはしっくりきました。日本人に受け入れやすいイエス像かも?イエス自身も無力だったし、人を癒すのは手当てというだけって手を当てる行為というところにも納得です。これは、繰り返し読みたい本ですね。『イエスの生涯』も読んでおくと読みやすいと思うし、聖書を横においてそのページを開きながら読むのもおすすめ。
2017/05/22
かおりんご
再読。改めてキリスト者になってから読むと、さらにしっくりくることだらけ。今の神父さんたちのお説教では、遠藤氏が説くように『イエス・キリストは愛に満ち溢れた方』なので、この本が書かれた時代とはキリスト像が変わってきたのかもね。バースコントロールや、離婚についてもゆるーくなってきたみたいだし。裏切られても、人を愛し赦す。なかなかその境地にはたてないですが、頑張ります。
2019/12/15
Pー
再再読。この本を読んで聖書を読んでみたくなり、新約聖書の四つの福音書を3回通り音読した。今回久しぶりに再度聖書を読みたくなったけど、この「私のイエス」が目に入り手に取って再読してみた。やっぱり文学者(作家)の遠藤周作氏だ、聖書を身近に感じさせてくれる。「真実のイエス」こそ本当のイエスであり、福音書に出てくる「奇跡」などは枝葉末節のこと。「真実のイエス」それは「神の愛の証明」から見つけ出すことができる。磔刑される十字架を背負って歩むイエスの姿こそ「神の愛」そのものなんだろうか。。。
2014/10/20
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