伝説の名馬ライスシャワー物語: 人のために生き人のために死す (ノン・ポシェット し 8-1)
伝説の名馬ライスシャワー物語: 人のために生き人のために死す (ノン・ポシェット し 8-1) / 感想・レビュー
サケ太
泣いた。ウマ娘からこの馬を知ったが、その生涯は涙を誘わずにはいられない。稀代のステイヤーでありながら、その小柄さ故の斥量、骨折に苦しんだ。わずか六年余の生涯の中にあって、競馬史にその名を刻んだ名馬。最後のその瞬間は敢えて描かれていないものの、どれだけ彼を愛したものがあったのか。それだけはすさまじいほどに分かるノンフィクションである。改めて、この馬を好きだと声を大にして言いたい。『疾走の馬 青嶺の魂となり ――大東牧場』
2022/06/08
だーぼう
ヒールは実力なくしては勤まらない。最後はヒーローになった。こんなに鮮やかに二役こなした馬はいない。ブログに感想を書きました。
2016/09/27
Narumi
たまたま、ライスシャワーの最後のレースをテレビで見ていました。あの頃競馬のことはほとんど知らなくて、ライスシャワーにも思い入れはなかったけれど、「悲劇の馬」と刷り込まれてしまったライスシャワー。でもこの本を読んで、人なつっこくて頭が良くて一生懸命生きたライスシャワーで上書きされました。よかった。
2015/09/21
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