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路に落ちてた月: ビートたけし童話集 (祥伝社黄金文庫 ひ 2-6)

路に落ちてた月: ビートたけし童話集 (祥伝社黄金文庫 ひ 2-6)

路に落ちてた月: ビートたけし童話集 (祥伝社黄金文庫 ひ 2-6)

作家
ビートたけし
出版社
祥伝社
発売日
2004-06-01
ISBN
9784396313494
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路に落ちてた月: ビートたけし童話集 (祥伝社黄金文庫 ひ 2-6) / 感想・レビュー

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じーにあす

たけしさんの童話集。この、夢も希望も打ち砕く子供に読ませたくなくなる童話。でも嫌な気持ちにならないから不思議。ある意味、人間の愚かさを笑いに変えて楽しんでいるようにも見える。人間なんて弱い生き物なんだよ、結局自分が一番可愛いし欲に目が眩んでバカな事をしてしまうんだよ、でもそのバカさ加減が面白いんじゃない、みたいな事を言いたいのかな。夢じゃ食えない、良い事しても良い事は返って来ない。捨てても捨てても家に戻ってくる野良犬を遠い土地に捨てに行ったら自分が道に迷ってしまって結局犬について家まで戻ってくる話が好き。

2023/02/15

Natsuko

たけしの童話集と聞いて手に取った。1ページ1話ペースのブラック童話。勧善懲悪や道徳・常識を逆手に取ったオチはさすが、日々書き留めたネタ帳のようでもある。ブラックなんだけど真実をついていて切ない。これはこれで面白さもあったが、もうちょっとピュアな内容を期待していたのは、昨年読んだ「アナログ」が良かったからかなあ…

2020/02/02

雛子

アートたけし展にふらっと立ち寄り、独特なユーモアに溢れた作品に脳みそゆるめて、財布の紐もゆるめてショップでポストカードやこの本を購入。とくに好きでも嫌いでもなかった「たけしさん」だけど、この本を読んで興味が出てきた。ビートたけし童話集、うん、おもしろい。余白も心地よい。どの話が好きって決められない。並べられていた他の文庫本も買ってしまえばよかったと後悔。

2016/05/31

END

ひねくれ者の童話。でも、結構こういう「ホントはそれ違うんじゃね?」って考え方は好き。お笑いの入門編って感じだったかな。爆笑はしないけど、何編かに一回「クスッ」と笑ってしまう。

2014/01/24

阿利

図書館で発見。「たけしの声」が頭にずっとありながら,読みました。おもしろかったです。ところどころ哲学的な部分もあります。さくらももこさんのメッセージも必見。

2015/10/08

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