荒俣宏の世界ミステリー遺産 (祥伝社黄金文庫)
荒俣宏の世界ミステリー遺産 (祥伝社黄金文庫) / 感想・レビュー
翔(かける)
荒俣宏さんが選んだ33の世界ミステリーを堪能できる一冊。といっても、その界隈では有名なものばかりなので、真新しさよりは「だよね」とうなずいて読むような感じでした。まるっきり知らなかったのは、14の学天測と27のリプリーおじさん、29のアンジェリンでしょうか。アンジェリンは日本で言う叶姉妹のような印象を受けます。まさか最後にロアルド・ダールが噛んでくるとは思わずびっくり!28のウィンチェスター・ミステリー・ハウスは、いつか行ってみたい、好奇心がかきたてられる場所。日本語通訳付のミステリーツアー、ないかしら笑
2016/09/15
にく18
アラマタ先生が選ぶ、未来に残したい世界遺産ならぬミステリー遺産!謎がいっぱい、けどうさんくさーい。十年くらい前の本なので、また状況が変わっているだろうけど、アンジェリカさんの看板はまだあるのかしらー?ダヴィンチの大壁画、見つかったという記事もないしー。でもこういうの、ホント残したい。コレを楽しむ余裕ある人生って、素敵やん。
2020/08/09
保山ひャン
トリノの聖骸布、コティングリーの妖精写真、ミステリーサークル、レーニンのミイラ、オリバー君、福来博士の念写写真、陸軍登戸研究所、熊沢天皇、ツチノコ、中国遺伝学、ボルネオ首狩族復活、アナタハンの女王蜂、ガラパゴス殺人事件、ナスカ地上絵、ミッチェル・ヘッジスの水晶ドクロ、ウルチェスターミステリーハウス、アンジェリンの看板、ヴォイニッチ写本、グレムリンなどなど。凡百のコンビニ本と一線を画すのは、これらがミステリーとして認知される過程に着目している点。ネットで検索できるまとめでなく、本人の調査取材によるのも強い。
2015/07/30
sykesy
メジャーな話から微妙な話まで、玉石混交な感じでした。荒俣さんの博識は相変わらずです。子供の頃は川口浩を始め、うさんくさいものが普通に存在していた気がします。わかっていても「やらせ」とか言わずに無邪気に楽しんでた、いい時代だったんですね。懐かしい。
2015/01/27
はるむ
オカルト・超常現象の解説本、入門書としてちょうどいい。怪異にまつわる小ネタやトリビアが多く、読んでいて飽きない。
2014/11/07
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