ユダの謎 キリストの謎 (祥伝社黄金文庫)
ユダの謎 キリストの謎 (祥伝社黄金文庫) / 感想・レビュー
ふたば@体温0.5℃UP計画進行中
福音書の著者や12使徒のそれぞれ立場、思惑を紐解きながら、キリストという存在、キリスト教が何を成し遂げたかったのかを考えていく一冊。キリストを生身の人間として追い、ユダは裏切り者という、既存の説に疑問を投げかける。多分に著者の私見を押し出して、「さあ、どう思う?」と問われているように感じた。奇跡や、神の子としてのキリストでなく、生身の腹に一物ある喰えない人間というキリスト像は面白かった。
2020/01/03
とむ
あまり深い考察はないが、読み物としては面白い。
2021/11/28
感想・レビューをもっと見る