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間違われた女 (ノン・ポシェット こ 6-1)

間違われた女 (ノン・ポシェット こ 6-1)

間違われた女 (ノン・ポシェット こ 6-1)

作家
小池真理子
出版社
祥伝社
発売日
1988-08-01
ISBN
9784396321048
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間違われた女 (ノン・ポシェット こ 6-1) / 感想・レビュー

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佐島楓

伏せておいたほうがいいのでは・・・と思うあるトリックをあっさりと明かし、忘れていた伏線をその代わりにぶつけてくる手腕にうなった。なるほど、これと似たことなら実際に起こるかもしれない。ある人物にとっては、ハッピーエンドという皮肉な結末もよかった。

2013/07/11

かをる

文体は古さを感じるもので2時間ドラマにしたら面白そうなお話。時代的にはまだストーカーという言葉がまだなかったころのお話なのかな? 初めの方でお手紙の差出人が人違いをしていることが明かされていて、それをおちに話を進めるんだとばかり思っていたのでちょいとびっくり。まぁなんにせよ、ストーカーする人の心の内というのはどうしようもなく自分勝手でひとりよがりなんだな、ということ。そして、どうしてもマザコンの気質が見られるよね。とりあえず、テープの声の真相があかされなくてもやもやしたけど。でも下ネタはきつめ。

2016/08/05

MIKETOM

何の関係もないのに「あの女が俺を愛している」と勝手な妄想を抱き、執拗にストーキング行為を繰り返す。中盤、相手にされないとなると女を殺し自分も死のうと思い始め…。しかも狙った相手が実は別人だったというおマヌケな展開。いや~はた迷惑。こういう男は現代では珍しくもないのかな。30年以上前の作品。ただ、プロットに未熟さが見える。伏線に無理矢理感を感じたし、終盤の殺人事件も唐突な印象。まあ、このラストなら精神異常者のストーカー男も満足だろうが。小池作品はいつも地に足がついてない印象があって、良くも悪くもそれが個性。

2022/03/25

マー坊

こういう話は実際にあるから怖い…

2011/09/14

Pie Zou

先が読める展開だったけど、最後はどうするのかは作者しだいって感じの話だった。だから、意外と引き込まれたな。間違わられたって、いろいろなんだな~て事か。

2014/11/12

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