人喰い海流 (ノン・ポシェット こ 5-4)
人喰い海流 (ノン・ポシェット こ 5-4) / 感想・レビュー
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1991年の小嵐九八郎作品。 あらすじを先に読んで、もしかして鮫ホラーなのかな、と期待しましたが、全然違いました。 表紙カバーには、長編冒険小説、とありますが、それもちょっと違うかな… 解説で、新保博久氏が書いている、青春・冒険・推理の三要素、の通りですね。 少し年上の女性に憧れる少年の心情を描いた青春小説、鮫をモチーフにした海洋ミステリー、中盤は海での遭難と無人島でのサバイバルを描いた冒険小説という三つが融合したエンタメ小説でした。 序盤退屈。でも中盤のサバイバル場面からの盛り上がり、良いです。
2021/01/02
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