人間狩り (ノン・ポシェット は 1-12)
人間狩り (ノン・ポシェット は 1-12) / 感想・レビュー
dzuka
30年以上前に書かれたものとは思えない、いまでも十分通じるSF作品。 2030年を舞台に、都市部には移民が入り込み、それを嫌う富裕層が、新しい技術を駆使して、東北地方に独立国を運営するという設定。映画「アイランド」の舞台のような工場、福島第一原発事故の差別と原発利権、伝染病の流行など、現在を思わせるネタか盛り沢山。作者の先見性に脱帽。 一方、電話やパソコンについては実際の方が、圧倒的に進んでいる。アトムも黒電話だったし、この点は想像できなかったか。 グロテスクさはなく、題名で損をしている。
2022/03/31
hinata
「二〇三〇年東北自治区」をだいぶ前から読みたくて図書館で探したが無いのであきらめていたら、なぜだか借りれることになった、どこにあったのかわからないまま借りれたので良かった。改題されてたとは、まあ1992年発行の古いだったが原題の本を読めてよかった。
2017/08/07
TEDDY曹長
まぁ半村さんらしい作品。終わらせ方が少し微妙でした
2013/01/12
Pink長官
こういう風になったら怖いな、となりそうな話しかな
2012/07/26
鮮花
2030年東北自治区改題 前の題の方がわかりやすい
2012/03/01
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