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夜叉姫伝 4 (ノン・ポシェット き 2-19 魔界都市ブルース)

夜叉姫伝 4 (ノン・ポシェット き 2-19 魔界都市ブルース)

夜叉姫伝 4 (ノン・ポシェット き 2-19 魔界都市ブルース)

作家
菊地秀行
出版社
祥伝社
発売日
1997-10-01
ISBN
9784396325954
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夜叉姫伝 4 (ノン・ポシェット き 2-19 魔界都市ブルース) / 感想・レビュー

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カナン

生きた人間を三つに割ろうと柔らかな女の肉を縦に裂こうと特に動じない、吸血鬼美姫とマン・サーチャーせつらの戦い完結編。残虐非道とか外道とかいう言葉が軽く感じられる程お互いやりたい放題、ついでにまだまだ青い夜香君も、何か考えている風で実は特に何も考えてないんじゃ…と思わせる純白のドクターメフィストもそれぞれ好き勝手に動き回ってくれました。短いですが劉貴と人形娘のやり取りが結構好き。生きたくても生きられない、死にたくても死にきれない人間が大勢いるこの世界で、「絶望しさえすれば死ねるなど、お羨ましいこと」。見事。

2013/08/05

Ryo

花扇跳鬼と面のくだりは面白かった。この世界ならではですねv下賤のものの肉体に躊躇なく触れるなどーって描写には「いや、あんた騏鬼翁とやってたじゃん!」と思いきり突っ込んでしまった。仲間は下賤とはいわないのかな?“ぬーぼー”て表現をシリアスに使えるのってせつらくらいではないでしょうかw妖姫がせつらの手を治してあげる所の会話かわいいvそしてこんだけ引っ張った夜香の治療はトンヌさんですか。メフィスト何やってたんだー!ヾ(*`Д´*)ノζまあせつらの希望を全部聞いてやるにはメフィストもストレスが溜まっていたので→

2013/04/10

くさてる

魔界都市・新宿を舞台に、不死の吸血鬼「美姫」と、妖糸を操る人探し屋にしてせんべい屋、秋せつらとの戦いを描いた大作です。いわゆるアダルトでバイオレンスで、と語られることも多いシリーズですが、、その面だけで敬遠されるのは惜しいなと思います。キャラクターの魅力もさることながら、やはりロマンがある。最後、去っていく船を見送るせつらとメフィストのシーンが、この長く激しい戦い続きだった物語をしめくくるのには不釣合いなほどに、静けさと哀しさに満ちているのは、つまりはこれがそういう物語だったからでしょう。

2002/05/29

黒蜜

面白かったです。しかし長い!強すぎる主人公側とさらに強い敵側でちょっと冗長な感じもします。結局決着がつかないのもちょっとなぁ…

2015/01/17

吉原僚一

たのしいですよ

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