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伯林水晶の謎: 長編本格推理 (ノン・ポシェット お 8-3)

伯林水晶の謎: 長編本格推理 (ノン・ポシェット お 8-3)

伯林水晶の謎: 長編本格推理 (ノン・ポシェット お 8-3)

作家
太田忠司
出版社
祥伝社
発売日
1998-12-01
ISBN
9784396326593
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伯林水晶の謎: 長編本格推理 (ノン・ポシェット お 8-3) / 感想・レビュー

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ヨーコ・オクダ

霞田兄妹シリーズ。兄・志郎と妹・千鶴のやり取り、飼い犬・ダミアンの描写なんかをみているとライトな感じに思えるけど、ナチス、ユダヤ人の問題を扱った根の深い&重い事件。ドイツ、ガラス片、水晶…探偵役が手がかりを追っていくにつれて、死体の数も増えていく!?作中、千鶴が容疑者に対する好悪の感情で事件を捉えがちな点を志郎が叱る場面が印象に残った。当たり前のことなんやけど、探偵役が人間の表の部分、裏の部分を知ってしまうことがいかにストレスフルで苦しいかがわかったような気がする。

2018/03/05

コス

霞田兄妹シリーズ第3弾。今回は事件が唐突に始まる感じですね。ナチス、ユダヤ人、共産主義等の第二次世界大戦前後の思想が話の中心になってくるのでかなり重い話になっています。ただ、犯人の動機がこれらとはあまり関係のないあまりにも小さいのは腹立たしい限りですね。あまりどんでん返しのない作品になっているので驚きは少ない作品かと思います。

2013/11/02

ちばっち

重いです。今回は志郎さんと一緒に沈んでしまいそうになりました。でも受け止めないと、と思いました。それが戦争を体験していない私達にできる事だから…と感想まで重くなってしまいました。霞田兄妹の家族愛が身に染みました。三条さんと千鶴ちゃんがどうなっていくのか気になります。

2012/11/23

ホームズ

霞田兄妹シリーズ(笑) 読みやすくていいんだけど、犯人がちょっと微妙かな。まあちゃんとヒントはだされてるんだけどね。

2008/07/17

茶々太郎

はやみねかおるの解説に激しく同意。私にとっても「帰郷」は衝撃の作品だった。ちなみに本作、ミステリーとしては微妙だったかも。

2013/11/13

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