ゆきどまり (ノン・ポシェット ん 1-20)
ゆきどまり (ノン・ポシェット ん 1-20) / 感想・レビュー
やっち@カープ女子
ホラーアンソロジー9編。狂気を持った魂が憑依しての恐怖を描いている。こういうの何冊も読んでいるので既読の話が何編かあった。もう買うのやめよう(失笑)
2015/05/09
Yu。
その迷妄の執念たるや。。現実と虚構の狭間に囚われた人物描写にとことん翻弄され、酔わされてしまう9つの幻想ホラー。いずれも驚愕な逆転劇はもちろん、そこへ行き着くまでの緊迫感たるや、もう素晴らしい 。で、個人的のお気に入りは、これぞ王道的現代怪談な内容で、いつでも何度でも愉しめる「ゆきどまり」。最後の最後まで振り回され続け、ダメ押しの強烈なラストはスタンディングオベーションもの「人形遊び」。ほんの些細な事なのに。。妄想が膨らみすぎて破裂する様が痛すぎる「口が堅い女」。
2014/11/11
のりすけ
小粒ながらもホラーとしてはきちんと成り立っている。怖いかと訊かれたら…こわくはないですけどねーって返事になるかと。サクッと読めて時間つぶしにはちょうど善きよ。
2020/06/30
Spok
ゆきどまり、でもない作品が多々ある。しかし全体的に面白いとおもう。「少女、去し」では何が出てきたのかが興味深い。
2017/01/24
MILKy
【売】再読。2000もの。ホラーアンソロ。当時、唯川恵目当てでBOゲットしたもの。ひと昔前の作品。その唯川恵の分身は、新潮ーため息の時間にも収録。久々に読んでもコレは覚えていた!やっぱり安定の唯川恵!他もチラホラ覚えているものも。最後に分身でシメるだけに、そういうドッペルゲンガー的要素の濃い話がいくつか。そういう思い込みが実在になってしまった的な。前と同じく、篠田真由美は好きになれず。新津きよみは女特有イヤミス感が悪くない。終末のマコトはやはり気味悪く、また読みたいとは思わない。
2020/07/04
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