火頭―密命・紅蓮剣 (祥伝社文庫 さ 6-7)
火頭―密命・紅蓮剣 (祥伝社文庫 さ 6-7) / 感想・レビュー
ichi
【図書館本】惣三郎が江戸へ命からがら帰ってきました。妻のしの達は惣三郎が死んでしまったと思い込んでいたので嬉しさ百倍!息子の清之助は鹿島の道場へ住み込み稽古の最中で、あのだらしなさがなくなり、立派になり一安心。物語の火付け事件の一連はだらだらしていてイマイチ内容把握しきれず、次巻で整理、要約してくれるかな。
2014/11/08
へたれのけい
若いのも頑張ってるが、年配者が良くやっているぞ、うん、悪役の方々も含めて。
2018/06/27
天笑院たか姫
巻之五。大店を狙った連続火付が江戸の町を騒がせていた。皆殺しのうえ、金品が強奪されて、大岡越前を揶揄する火頭の歌右衛門の戯れ唄が焼け跡に残されていた。そんなつかの間、鹿島に剣術修行に行っている倅の清之介に家族で会いに行き、清々しい家族愛のご相伴に与かれてよかった。しのの母性愛に泣かされた。
2016/09/13
ひかつば@呑ん読会堪能中
前作でお上の御用からは引退したはずだが、身の回りの大事な人に危害が加えられるのは見てられないんだよね。これまでは極秘だったが、幕府のために身を尽くす凄腕の剣客として公然の秘密となったな。
2012/04/29
ロックイ
読み始めは隠居然とした惣三郎に前巻のような壮絶なチャンバラシーンはもう見れないかも…と少しばかり落胆しましたが、全くの杞憂。惣三郎の剣の腕は冴え渡り、剣友である石見が神域の境地とご宣託するほど。体の老いは感じながらも頭の回転と感の良さは衰え知らず、これからもまだまだ楽しめそうでなによりです。
2015/05/20
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