かっこ悪くていいじゃない: 恋愛小説 (祥伝社文庫 も 5-1)
かっこ悪くていいじゃない: 恋愛小説 (祥伝社文庫 も 5-1) / 感想・レビュー
巨峰
森奈津子と考えてみるとしごくまともな官能小説だった。その中に性的マイノリティとしての主張がしっかり折り込まれていたという感じ。もうひとひねりほしいような気もしますけどねー
2015/07/21
草薙香里
面白かった!軽いノリで読める。正直森さんはストーリー作れない作家なのかと思っていましたが違いました。ゲイバーのマスター面白い。
2013/12/25
cithara
ページ数が少なかったせいもありさくさく読めた。ホモセクシャルがテーマの小説はなぜかいつも挫折してしまうのだが。きっと美里のバイであることの苦悩が切実だったからだろう。夫婦と関係してしまうのはいかにもフィクションで少々興ざめだが。著者にはこのテーマの著作が多いらしいが、彼女の実体験に基づいているのだろうか? またホモ・バイの人は本書の登場人物に対してどのような感想を抱くのだろうか? エピローグでカズの言ったセリフで、どうしてシャンソンがアッチの人たちに好まれているか合点がいった。ゲイの苦しみなのね。
2013/04/09
椿
他の作品を探していたのだが図書館では無理か(笑)ページ数もあるがさらっと読めた。普通の恋愛、ヘテロだからと言って幸せになれるとは限らないというようなくだりが印象的。
2013/08/03
壱片時乃
三角関係がどろどろになる前にさらっと話を終わらせたのは好印象。ありがちな筋なのでだらだらと煮詰まる前に区切ったのは正解でしょう。一応、女同士の場面はあるけど基本的にバイ×ヘテロの話なので百合ではない。が、相変わらず森奈津子さんの文章は言ってることがすごく面白いからそれなりに楽しめた。
2011/01/18
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