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いつか海に行ったね (祥伝社文庫)

いつか海に行ったね (祥伝社文庫)

いつか海に行ったね (祥伝社文庫)

作家
久美沙織
出版社
祥伝社
発売日
2001-11-10
ISBN
9784396328962
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いつか海に行ったね (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

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おかむー

ちょっとさわりだけのつもりで表紙をめくったら、170P弱という軽いボリュームもあるがページをめくる手が止まらず1時間ちょっとで読了。『よくできました』。冒頭の子供が書いた絵日記に記された「いつか海にいったね」という言葉が本編の内容にどうやって繋がってゆくか、結末がわかっていても緊張感がしっかりとした読み応えをあたえてくれる物語。巻末に記載されている参考文献を見てもしっかりとした資料にもとづいた一種の化学シミュレーションといえるのだろう。コバルト時代の久美沙織のイメージからは想像しがたい硬質な良作。

2014/09/30

しょーくん@本棚再編中

★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ホラー的ファンタジー。全くストーリーに入れずに途中で挫折しました。私には合いませんでした。

2017/04/28

tu-ka

古本屋で衝動買い。鳥インフルエンザが話題になるよりもずっと前にこのようなテーマを思いつくという着眼点はなかなかのものだと思います。帯は少々大袈裟かな。酷評のレビューが多いようですが、確かに内容はちょっとまとまりが無いかも。表紙の海の色に見惚れた。

2015/10/18

のりすけ

タイトルと装丁から悲しみ成分が若干ある恋愛ものかと思ったら、こういう話か。ありがちながらも手堅くまとめてる感じ。冒頭につながる原因が、疫病ではなくそちらってのは好き。う~~ん、泣くほどではなかったなぁ。

2022/04/09

星落秋風五丈原

「おとーさんげんきですか いつかうみにいったね」絵日記に書かれた大海原にもう独りの少年が「嘘だ!」とかみついた。子供達にとって海が青いということは単なる知識でしかない。郷愁の対象に過ぎないのだ。破滅の予兆はある日突然野鳥の大量死という形で顕現した。あり得るべき人類の近未来を描いたパニックホラー。

2006/01/20

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