高麗秘帖: 朝鮮出兵異聞李舜臣将軍を暗殺せよ (祥伝社文庫 あ 21-1)

KAZOO

荒山さんのデビュー作です。かなり韓国へ留学されて朝鮮史を日本との絡みで勉強された成果が現れていると感じました。話自体はその後の片鱗を感じさせますが、あまりはみ出ている感じはしないと思います。最初によくこれだけの長い小説を書けると感心しました。

2014/05/09

ベック

愚者として君臨する太閤秀吉最大の愚行である朝鮮出兵を描く大作。日本人であるぼくが読んでさえ、朝鮮の肩をもち、李舜臣を応援してしまう快作。風太郎のおもしろさには及ばないが、とても楽しめました。

2016/04/14

春風

荒山徹デビュー作にして唯一韓国語に翻訳されている作品。伝奇成分は控えめで、柳生も朝鮮妖術も出てこないけど、巨大亀は出てくる。

2011/08/01

辺野錠

我らが荒山徹先生のデビュー作。李舜臣が主役で彼の再起と戦がメインなのではっちゃけ具合は後の作品と比べると大人しい。

2010/11/22

naoshi

4：山田風太郎の劣化コピー。でも、朝鮮を舞台にした点が新しい。李舜臣の人柄や経歴なども興味深かった。