「密命」読本 (祥伝社文庫 さ 6-20)
「密命」読本 (祥伝社文庫 さ 6-20) / 感想・レビュー
kenitirokikuti
図書館にて。ベストセラー作家、佐伯泰英のデビュー作シリーズの読本である。インタビューでずっと初版止まりで再版なし作家だったことが語られている。東野圭吾もあんまり売れない作家期間が長かったと覚えているが、何が売れる作家への契機となったのか、よく分からない。新聞の縮刷版で祥伝社文庫の広告を見てみようかなぁ、と考えている。
2021/06/30
かるまじろ
武者修行中の清之助が吉宗主催の大剣術大会に将軍からの直々の命により参加する為に江戸へ向かう最中で、ここまでを振り返る意味を含めて手に取った。 佐伯泰英の名を世に知らしめた描きおろし時代小説「密命」シリーズの第1巻「密命 見参!寒月霞斬り」から第11巻「残夢 密命・熊野秘宝剣までの作品を登場人物や物語に関連する江戸古地図と現代の地図の対比、時代背景や江戸の庶民の暮らしぶりなどに筆者自らの案内で触れていく内にまるで芝七軒町から大川端までの道のりを金杉惣三郎と共に歩いているかのような気持ちになる「密命」入門書
2016/06/21
sumjin
剣の道で悩む16歳の惣三郎の物語、いいですね。清之助の歩みとの比較としても面白いです。物語の時代背景、町の特徴、いろんな制度の説明は勉強になりました。密命を知るだけでなく、享保の時代、現在の東京との比較、佐伯氏の時代小説の紹介など常に手元に置いておきたい本です。
2013/03/16
はじこう
地図はとても便利! 図書館で借りたが後日購入しようと思う。 第13~終巻版も出ないかなぁ~? 『虚けの龍』はあまりに短い。完結したことだし是非続編を!
2012/03/12
sfこと古谷俊一
密命シリーズについて。少年時代の主人公を描いた短編収録。
2008/09/14
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