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鬼女の都 (祥伝社文庫 す 6-2)

鬼女の都 (祥伝社文庫 す 6-2)

鬼女の都 (祥伝社文庫 す 6-2)

作家
菅浩江
出版社
祥伝社
発売日
2005-08-01
ISBN
9784396332457
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ジャンル

鬼女の都 (祥伝社文庫 す 6-2) / 感想・レビュー

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Miyako Hongo

他人様に紹介するついでに再読。同人女インナーサークル内の自殺沙汰に絡んだミステリー。□昨今のなろう系の“判るヤツだけ判れ”的な割り切りに辟易していた身としては、プロの仕事はやっぱり違うと納得する。一般人である読者に対してきちんと説明する姿勢が一貫している。そのための道具立てもきっちり整えられていて、これがプロって事だと納得。□同人諸嬢におかれましては、自分の活動内容を説明する資料として相手方様に渡されるのがよろしいかと。

2021/03/10

ソラ

【整理・再読】

2022/03/07

込宮宴

冒頭からまるで呪詛の如く繰り返される、京都というキーワード 正直、拭いされない違和感に耐えながら読み進んでいたが… その違和感や座りの悪さそのものが、作者の仕掛けだったとは…

2015/06/03

なのは

自分が型にはめられるのは嫌がるくせに、花奈女を京都を型にはめようとする優希の傲慢さが気になって読み通すのがしんどかった。自分の偶像崇拝が叩き壊されたわけだから、優希にはもっと葛藤があっていい。古都とステレオタイプに関しては、面白く読めたけどミステリーとしてはうーん…どうだろう?

2014/12/26

しき

初読は新書版だけど、文庫で再読。あらためて年月をおいて読んで見たら、初読の時に見えなかったものがいろいろ見えてきて、京都で生まれ育って、外の土地も見てきたものとしてはいろいろ感慨深いものがあった。ミステリとしてはちょっと弱いかなとは思うけれど、「京都」という街を、観光するだけでは味わえない奥深さを、知ることができる物語だと思う。出来れば杳臣さんが探偵な作品を、もっと読んでみたかったなぁとは思った。

2014/03/26

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