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貴船菊の白 (祥伝社文庫 し 10-10)

貴船菊の白 (祥伝社文庫 し 10-10)

貴船菊の白 (祥伝社文庫 し 10-10)

作家
柴田よしき
出版社
祥伝社
発売日
2009-06-12
ISBN
9784396335021
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貴船菊の白 (祥伝社文庫 し 10-10) / 感想・レビュー

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ミカママ

久しぶりにシンプルなミステリーを読んだな、という印象。美味しそうな京料理が、次々出てくるラストの短編が特に好き。京都の春夏秋冬を網羅した、季節設定も凝ってます。みなさんも書いてらっしゃるように、私も含めどうして日本人て、これほど京都に憧れるんでしょうね。

2014/12/17

momi

柴田さん、上手いな〜本当に!!京都に住んだことがある作家さんだから書ける作品です!京都を舞台にした七つの短編集!京の風情が手に取るようように感じられる作品です!!私、それだけで幸せです…。神護寺のかわらけ投げ、八坂神社のおけら参り、大文字焼き、比叡山には山中越え…懐かしい地名と共にミステリーが繰り広げられます。魔物が潜むと言われる京都…神秘的な街…。堪能させてもらいました!!

2013/08/18

きつねこ

短編全編が京都の地の季節を感じる物語で、多くはお花がでてくるミステリー。おどろおどろしいものから爽やかさすら感じるものまで7編。食べ物の描写も多くて楽しめました。一番こころに残ったのは『幸せの方角』でしょうか。この間感じること。きさんの作品は大好きなんですが、髪の毛一本分の違和感を感じています。なになのかわからないのですが、ずっと気になりながら読んでます。

2015/01/04

アリ子

7編から成る短編集。本のタイトルになっている最初の「貴船菊の白」が肌に合わずテンション下がり気味でしたが、次の「銀の孔雀」で復活、「一夜飾りの町」「躑躅幻想」も良かったです。解説の中山千夏さん、懐かしい。

2015/02/28

nemuro

大好きな作家・柴田よしきの短編集で、京都を舞台に7つのミステリーを収録。昼休み時間などに、ゆっくりと長い期間をかけて読了したこともあって、最後の(つまり直近の)「幸せの方角」が特に印象に残りました。お酒も料理も、実に魅力的に描かれていて、私などは、またまた馴染みの居酒屋への頻度が増しそうです。結構多作の作家ですが、どの作品も手抜きがなく、いつも読みながら、作品の風景を思い浮かべることができるのが、いいです。たまたま頼まれたらしい、中山千夏の「解説」も、案外面白かったです。

2011/10/15

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