ムラサキ・ミント (祥伝社文庫)
ムラサキ・ミント (祥伝社文庫) / 感想・レビュー
おかだ
桜井亜美さんって私が学生の頃とりあえず本屋によく並んでたイメージがあって、でもその頃はなんかチャラついた印象(?)があって読まなかったんだけど、今回たまたま図書館で見かけてどんなもんかなと思って今更手に取ってみた。とか回りくどく手に取った背景なんかを説明してみたりしてるのは、正直よく理解できなかったからですね。若者の疾走…夜の世界を徘徊する孤独と依存とセックスドラッグパーリーナイト的な世界観で、イヤヤわおばちゃんこんなん分からんわ~、ってなった。頑張って生きて欲しい(←The適当なシメ言葉)
2019/04/15
くろり - しろくろりちよ
恋愛、セックス、時代。横文字、カタカナで書かれた名前、あたし。短い文の連なり、心の温度を追った表現、感覚を知っているもの全てで例えた表現。禁断への抵触、堕落と再生。「十代の少女」から「大人になりかけた少女」に年齢は変わったが、作風は変わらない。変わらなさすぎて、桜井亜美は桜井亜美に語り尽くされている。パターン違いの全て同種。変わらない良さ、変われない良さ、変わらない限界。高校生でピーク。
2012/05/04
舟華
読む年齢をとうに過ぎていた。おばちゃん分からぬ。ドラッグ、セックス、マネーで全て語ることができてしまう。耽美というには毒々しすぎるし、官能というには幼すぎた。各章のタイトルは好きなんだけどな。
2021/07/18
曜皇
映画を観てるような作品でした。映像がページを捲る度に脳裏に浮かびます。作中にRadioheadの「Creep」が載っているので曲を聴きながら読むとこの煌びやかで猥雑な世界にトリップ出来ます。ムラサキのキャラを解りやすく表すと中二病患者。
2015/07/02
非常勤生徒
切ない。衝撃的。
2011/08/14
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