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取次屋栄三 (祥伝社文庫)

取次屋栄三 (祥伝社文庫)

取次屋栄三 (祥伝社文庫)

作家
岡本さとる
出版社
祥伝社
発売日
2010-12-09
ISBN
9784396336349
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取次屋栄三 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

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やま

取次屋栄三シリーズの1作目。 2010.12発行。字の大きさは…小。 短編4話。 大阪住吉大社鳥居前の野鍛冶の倅である秋月栄三郎は、気楽流の剣客であるが剣術道場の他に手習い所、取次屋を生業とする。 取次屋とは、武家と町人の間に立って、様々な折衝を請け負う仕事である。 栄三郎の取次屋を助けるのは、渡り中間をしていた又平と、居酒屋そめじを営む元辰巳芸者の染次姐さんこと、お染である。 この2人が両脇を固めて物語が進んで行く。 一番の読みどころは、栄三郎の人柄です。 次作を楽しみにしています。

2019/12/05

藤枝梅安

大坂の商家の次男・栄三郎は、江戸に出て剣の道に進むが、今は小さな道場の横に手習の小屋を開いている。町人の子弟を教えているため、束収の心配をしないで済むように「取次屋」を副業としている。が、この副業の方が忙しいという設定。筆者は元々歌舞伎の脚本やテレビ時代劇の脚本を手掛けていただけあり、町人と武家の言葉遣いや芝居小屋の様子などを巧みに絡めて、腰の据わった作品となっている。登場人物の描き方も節度があり、バランスが良い。逆に新鮮味には欠ける気もする。ま、「水戸黄門」の脚本を書いていた方ですから。

2015/03/15

真理そら

登場人物が魅力的。おけら長屋の住人が登場しても違和感がない気がするし剣客モノとしても楽しめるし栄三郎の恋の行方も気になるし楽しいシリーズだ。連作短編タイプなのも読みやすくて良い。

2021/01/18

面白かったぁ♪こちらのシリーズも楽しみです。空気が温かく取次屋というか、お困り事解決してくれる便利屋さん(^o^)キャラも皆さんイイです。

2015/12/21

ベルるるる

シリーズものの1作目で、登場人物紹介という側面が大きい。でも面白かった。続きを読みたくなった。

2018/10/03

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