千の倉より 〔取次屋栄三〕 (祥伝社文庫)
千の倉より 〔取次屋栄三〕 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー
やま
取次屋栄三シリーズの4作目。 2011.07発行。字の大きさは…小。 浮世絵の女、宝のありか、千の倉より、お咲と三人の盗賊の4話。手習いの師匠と剣術道場の師範を兼ねる、気楽流の印可を受けた剣客・秋月栄三郎は、取次の依頼を人情味たっぷりに…。 此度は、「千の倉より」の千吉の生い立ちを読んでいて涙が出て来た(涙)。 千吉は、8才で父を亡くし、世話をしてくれる丹波屋で商売を仕込まれたが、2年後に主人が亡くなると息子に追い出される。 それから丹波屋で知り合った人達の助けを借りて6才の妹・おはるを面倒見ながら…。→
2020/04/13
み
良いお話しばかり(^o^)お咲さんイカす〜♪千吉さんのその後は絶対読みたい、いいお役人になるでしょうね。
2016/01/19
ベルるるる
シリーズ4作目。主人公の栄三が優しいからか、読みながら心地良さを感じる。 泣ける人情話なんだけど、ちゃんとユーモアもあって楽しい。 続きも読みたい。
2018/10/27
ドナルド@灯れ松明の火
4冊目。もう誰にも止められない程はまった栄三郎シリーズ。「千の倉より子は宝」いい話だった。4冊書いても、多様な話が次から次へと繰り出される。岡本さん、さすが松竹出身、時代劇やドラマ制作に携わっただけある。 お薦め
2020/03/17
とく たま
このシリーズたぶん3を飛ばしているから言い切れないが、この刊からとびぬけた感あり。読んでいて涙が出るのはそんなにないし体調のせいもあるけど泣いてしまった。シリーズもの全般のことだが、そろそろと人物の息吹が聞こえてきだした。岡本さとるってこんなに面白かったかな・・?!
2016/12/18
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