東京箱庭鉄道 (祥伝社文庫)
東京箱庭鉄道 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー
相田うえお
★★★☆☆23033【東京箱庭鉄道 (原 宏一さん)】この作品を本屋に行く度にずーっと探してたんですが、なかなか見つからなかったんです。G.W.に⚪︎ック⚪︎フに行ったらたまたま発見!普通の本屋よりも頼りになることありますよね!本作品、親の不動産を相続してアパートを管理していた主人公の男性が、金持ち爺さんに声をかけられ「3年で東京に鉄道をつくってくれないか?予算は400億円。」という突拍子もない話。400億というと巨額だと思ったのですが、鉄道建設ではキロ当たり、ん〜百億かかるみたいですよ。テツ系の方なら。
2023/05/16
dr2006
東京に新たな鉄道をつくろう!という物語。ワクワクとロマンを感じるタイトルだ。そもそも東京には十分過ぎるほど鉄道があり既に便利だ。だがそこに新たな私鉄を敷くととしたら、敷設する土地の少なさや既得権、工事そのものに加え、許認可、採算性等恐ろしく大変なのだ。主人公の妹尾順平は、夜間バイトあがりに吉野家に行くと、謎の紳士に突然「400億で3年以内に東京に鉄道を敷いて欲しい」と頼まれる。(何故自分に頼むのか?)だが、自分の不甲斐なさを感じていた順平はその話を引受けた。4人の個性的な仲間と共に開通に向けて奔走する。
2017/09/24
BlueBerry
鉄道とかは馴染みがない分引きこまれて読みました。私としてはこの人の作品の中では一番かな。
2013/12/08
masa
ウ~ン、やっぱり原さん面白いわぁ★最初の5ページでグイっと引き込まれて最後まで一気読みだった。謎の老紳士に400億円で東京に鉄道を敷いてほしいと頼まれる主人公…いつもの如く突飛な展開ながら、今回は敗戦後の日本が辿った歴史も絡んで奥深いものになっている。全国展開するプリンスホテルが戦後の宮家廃止に伴って西武グループが買い漁った土地に建てたことが名前の由来とは知らなかったなぁ。物語にでてきた鉄道が実際にあったら、魅力的な路線だろうと想像しながら読んだ。15185
2015/11/21
W-G
購入したのを忘れて置きっぱなしになっていました。読み始めると面白くてあっという間に読了。この作者の作品はどれも気持ち良く読み終われて素晴らしい
2016/04/17
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