茶漬け一膳 〔取次屋栄三〕 (祥伝社文庫)
茶漬け一膳 〔取次屋栄三〕 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー
やま
取次屋栄三シリーズの5作目。2011.12発行。字の大きさは…小。茶漬け一膳、敵役、面影の路、帰って来た男の4話。 手習いの師匠と剣術道場の師範を兼ねる、気楽流の印可を受けた剣客・秋月栄三郎は、内弟子・雨森又平、剣友・松田新兵衛、田辺屋宗右衛門、お咲とで取次の依頼を人情味たっぷりに…。 「面影の路」を読んで、ある人の顔がハッキリ思い出される。物語は、初恋は、いつになっても胸の奥に残るものだ。その初恋の想いを辿って行くと、そこにはあの時なぜ会えなかったか…、そして初恋の人の人生が分かって行くと…喜びが…。→
2020/04/18
み
いいです(^o^)このシリーズ中だるみしません。今作も温かいです。最後のトコがどうなるのか、栄三さんがツライ目に合う?読み進めま〜す♪
2016/01/27
ベルるるる
まるでおとぎ話のように次々とハッピーエンドになっていく。ちょっとばかりご都合主義ではあるけど、読書に癒しを求めている私は満足。気持ちよく読了。
2018/11/03
ドナルド@灯れ松明の火
5冊目。シリーズがどんどん進むにつれ、栄三郎を中心に人の輪が広がり続ける。プロットを増やす意味でも登場人物の増加は必要なのかな。「面影の路」は泣かせる話だった。うまいなぁ。 お薦め
2020/03/18
とく たま
お互いの頑固が原因で別れた夫婦や、捨て子の軽業師など、前に出された刊で登場した人物を再登場させる。読者の心に残る人たちのその後の行き方を取り次いでゆく。かつての人物をほっておかない気の利きようは歓迎!
2016/12/22
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