浮かぶ瀬 〔取次屋栄三〕 (祥伝社文庫)
浮かぶ瀬 〔取次屋栄三〕 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー
やま
取次屋栄三シリーズの7作目。2012.09発行。字の大きさは…小。鬼瓦、女難剣難、おっ母さん、浮かぶ瀬の4話。手習いの師匠と剣術道場の師範を兼ねる、秋月栄三郎の笑顔に接すると…。人と人を繋ぐ取次の依頼を人情味たっぷりに…。裏飛脚の儀兵衛というのは、その名の通り闇の運び屋の頭である。抜け荷の品、盗み出された古美術などを売り捌く香具師の一団に、盗賊や密貿易商から受け取った品を届けるのがその仕事である。売り手と買い手は縁を深めたくない。深めてくだらぬ情が絡むとろくなことがないからだ。そこで裏飛脚屋が暗躍する。→
2020/04/20
雅
道を踏み外したり傷付いたりしても、人の優しさに触れる事で幸せになれる。イイ作品です
2019/08/09
ベルるるる
タイトル作の「浮かぶ瀬」が好き。捨吉のこれからが、いつか読めるといいな。「山川の瀬々に流れる栃殻も実を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」さすが栄三は手習いの先生だね。
2018/11/06
み
今作もイイです♪んでも、捨吉って名前は…、作家さん酷くない?名は態を表すとは言うものの。
2016/02/05
深青
シリーズ7巻目。私も栄三さんが持っているような打出の小槌が欲しいと思ってしまいました。気持ちのいい人間になるには…まだまだ経験が足りないかなぁ。人情味もあって、見ごたえのある殺陣のシーンもあって、ちょっとした恋話もあって、毎回とても楽しいです。
2016/10/19
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