海より深し 〔取次屋栄三〕 (祥伝社文庫)
海より深し 〔取次屋栄三〕 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー
やま
取次屋栄三シリーズの8作目。2012.12発行。字の大きさは…小。妻をめとらば、王手、男と女、海より深しの4話。 手習いの師匠と剣術道場の師範を兼ねる、秋月栄三郎の笑顔に接すると…。人と人を繋ぐ取次の依頼を人情味たっぷりに…。ひとというものは、なぜあの時あんなことをしてしまったのか、あんなことを口走ってしまったのか…。そういうことの繰り返しではありませんかねえ。そんなことで失う縁があったとしたら、それは新しくできる縁のために、やむ得ないことなのではないでしょうか。そして、新しくできる縁は良縁でござる…。→
2020/04/21
雅
蘊蓄好きの同心に師範やこんにゃく兄弟等、いろんな人にスポットが当たって楽しく読了。温かい話や切ない話、爽快な話、やっぱりこのシリーズは面白い
2020/01/01
ベルるるる
薀蓄+説教同心の前原弥十郎は結婚して変わるのかな?タイトル作の「海より深し」の公太郎、お母さん幽霊の言葉を胸に、これから強く生きていって欲しい。お咲と一緒に戦ってかっこよかったよ!!前原弥十郎に事件後、お説教されて、一日の終わりに悟ったのが、「説教好きの大人には気を付けろ」ですって^^
2018/11/06
み
や~(@_@)あのウンチク同心に離婚歴&想いを寄せてる女子!スゴイ展開です♪そのお話しに彼女を盛り込むなんて素敵。他のお話しも温かくって良かったです。こんにゃく三兄弟も尽くしてますね(^_-)-☆シリーズ読み進めますよ。
2016/02/16
ドナルド@灯れ松明の火
相変わらず面白い。プロットがよく考えられていてマンネリを感じさせない。物悲しい「男と女」意気地なしの成長譚「海より深し」が良かった。 お薦め
2020/04/10
感想・レビューをもっと見る