大山まいり 取次屋栄三(9) (祥伝社文庫)
大山まいり 取次屋栄三(9) (祥伝社文庫) / 感想・レビュー
やま
取次屋栄三シリーズの9作目。 2013.05発行。字の大きさは…小。 大山まいり、松の双葉、ほおべた、菊の宴の4話。 手習いの師匠と剣術道場の師範を兼ねる、秋月栄三郎の笑顔に接すると…。 人と人を繋ぐ取次の依頼を人情味たっぷりに…。 陣馬七郎は、お豊に「この先、この七郎と松の双葉となってもらいたいと……」 落ち葉となっても松の双葉は離れぬものだ。 七郎は、お豊とそうありたいと願ったのだ。 そしてお豊は、言葉にならず、ただしっかりと首を縦に振って……。→
2020/04/23
藤枝梅安
シリーズ9作目。前に出てきた登場人物のその後がフォローされ、再登場させて新たな展開が作られていく。親子の情愛、夫婦の年輪を重ねた思いやりなど、人情噺が語られる。この巻ではお咲は最後にちょっと出てくるだけだが、新兵衛への思いがジワジワと新兵衛に伝わりつつあるのが楽しみ。染次と又平の微妙な距離、栄三郎と萩江の心の通い合い。まだまだ物語は続いていく。
2015/08/03
雅
いろいろと策を練ってトラブルを仲間達と解決していく。栄三達も楽しんでやってる感じでコッチもワクワクしてくる。
2020/02/02
ベルるるる
栄三の初恋の人?が登場。相手は気が付いてくれない。 「無理もねえさ。あれからおかねは人の女房になり、子を産み、調子の好い亭主を助け、大変な毎日を送ってきたんだ。昔のことを懐かしんだりするような暇はねえさ」栄三ってホントに人の心がわかってるね。
2018/11/16
み
さくさくと♪今作もイイです(^o^)ますます取り次ぎ業に関わりたい方々が増えたような。栄三さんを幸せにしてあげて〜。
2016/02/19
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