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残り火の町 市太郎人情控 (祥伝社文庫)

残り火の町 市太郎人情控 (祥伝社文庫)

残り火の町 市太郎人情控 (祥伝社文庫)

作家
富樫倫太郎
出版社
祥伝社
発売日
2013-07-24
ISBN
9784396338633
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残り火の町 市太郎人情控 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

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コージー

市太郎人情控その2、差配の惣兵衛が余命半年を宣告され、死ぬまでの物語。ここにでてくる人物は皆性格がわかりやすい。そして人としてのわがまま、身勝手さを持ち合わせており、人間臭くて楽しめる。もう一冊読まなくちゃ。

2014/01/13

壱分銀知恵

このシリーズは、侍がコマだが切った張ったがあるわけではなく市井の暮らしを丹念に描いてるナ と思う。今回は最期を迎える男の我儘と思える生き方と家族の話。ありきたりとも思える話だが、どうなるかチョイとハラハラしながら読ませてもらった。まぁ、Keyになるかなと云う人がバレバレですけどネ。シミジミ良い話だったです。次巻楽しみです。

2013/08/20

山内正

身体が揺れ目を覚ました暖めようとして朝まで眠ってしまったのか 下腹が痛い誰か儂の心配する者が居るだろうか せめてお父つぁんが少し遅かったらこんな喧嘩にならなかった 何気無い言い方が惣兵衛は応えた 今は幸せで無いと思う時 思い出す事も無かった女が蘇る 世帯を持つ時雑巾の様に捨てた女 今も血を吐き医者が半年と答えた 家には誰もいなく暗い部屋に 目の前にある有り触れた景色が 二度と見る事が出来ないのか 涙が頬を伝い落ちた

2021/11/15

ねぎまぐろ

★★★★

2022/12/12

Suzu

市太郎シリーズ第2弾。市太郎が主役ってわけじゃないのね。裏店の差配惣兵衛は余命宣告を受ける。自分の余命を知って心穏やかではいられないだろう。でも取り乱すことなく最後まで悔いなく生きようとする姿は素晴らしいと思った。惣兵衛の気持ちが伝わりバラバラだった家族がひとつになって本当に良かったと思った。そして次巻に進む

2016/06/22

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