情けの糸 取次屋栄三 (祥伝社文庫 お 21-11)
情けの糸 取次屋栄三 (祥伝社文庫 お 21-11) / 感想・レビュー
やま
取次屋栄三11作目。2013.09発行。字の大きさは…小。親と子と猫、ひとり芝居、情けの糸、女剣士の4話。 子供たちに手習いを、その親たちに剣術を教える傍ら、武家と町人の間を繋ぐ「取次屋」の看板を掲げる栄三郎は、人と人を結び、人の悩みを取り除き、その笑顔が人をなごませ、人を癒し人間関係の潤滑油として機能して行く。「情けの糸」は、かつて山犬の捨吉といわれ血も涙もない貸金の取立を行なって来た捨吉が、医師の弟子として捨てられた母・おふねの刺し傷を縫合する様は、捨吉の想い、おふねの想いを聞くにつけ涙が出て来る。
2020/05/16
雅
幸せだぁ( ꈍᴗꈍ)優しさに触れたい時はこのシリーズを読もう
2020/10/31
み
さくさくと♪千吉と捨吉のその後の様子にワクワク。こんだけシリーズ読み進めても飽きません。次行きます(^.^)
2016/03/02
とし
第11巻短編4話、今回は栄三さんに何等か関係する人との物語で、派手な剣劇はは無し、なぜかほのぼの、ホットして面白くすぐに読了でした。
2013/09/21
ドナルド@灯れ松明の火
親に捨てられた捨吉が、医師になるべく医者の下で手伝いを始めた。その捨吉の前を通りがかりの女が歩いていくのだが、それが捨吉を置いて出ていった母の面影に似ていた。栄三郎はやくざの手先になっていた母親を助け出すのだが、捨吉が学んでいた怪我の治療が役に立つ。 道場に通うお咲の前に現れた女剣士。道場での仕合を目指すが栄三郎の計らいで・・・ お薦め
2020/06/05
感想・レビューをもっと見る