冬蛾 私立探偵 神山健介 (祥伝社文庫)
冬蛾 私立探偵 神山健介 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー
はつばあば
あらら、横溝正史の世界やん(-_-メ)。アカンとは云わないが・・・会津の言葉も勉強されてるようやし・・今回の作家さんはイマイチやったけど、まぁカイがなついた探偵さんやし文句は控えめにしとこ。柴田さんのカッパ・テング・ダンサー・GEQ大地震・渇いた夏を読みたいなぁと思っているのですが・・・どんなものでしょうね(;一_一)。
2015/03/07
RIN
福島県白河市を拠点に探偵を生業とする神山健介シリーズ3作目。ガチなハードボイルドで始まり、ちょっとオカルト入った?の2作目、そして今作は昭和な伝奇ロマン風。一つのシリーズでこれだけかき分けられるのはさすがにキャパの広い柴田さんならでは。昭和っぽい感じもなかなか風情があって面白かったのだが、主人公の神山という男のキャラがなかなか定まらない。シリーズは「秋」の4作目で四季シリーズかと思いきや、5作目も出ているらしい。次はどんなジャンルで来るのか楽しみ。
2015/08/01
み
何となく読み続けてる(^^;何だか不思議なお話しでした、平家の隠れ里とは…。神山さんが未だに格好良い像にならないのよね、それが何となく読んじゃう原因かも。
2015/05/14
すたこ
★とんでもなく読みにくくて…何度もギブアップしそうになった。人間関係の複雑さに混乱、真相に近づくにつれ、ややこしくなってくる。イマイチ入ってこないありえなさに一気に冷めた。作者の他作品が好きなだけに残念だった。
2015/03/30
鬼山とんぼ
この小説の素材はいろいろ見当が付く。七ツ尾の連続殺人は八つ墓村がベースかな。舞台は県内最奥部で平家の落人集落で苗字が3つしかない桧枝岐村付近。43年前渓流釣りに行った時、民宿の主人にこの辺には熊が出るかと問うと「熊は捕れますよ」との返事。当地では季節の食い物なのだ。隠した財宝は下山事件モノから派生した『Mの暗号』の翻案だろうな。今どきこんな旧家や集落は珍しいうえに、深入りする弁護士とか残された美人妻とかそもそもの設定に超絶無理があるのだが、愛読シリーズでもありまあそれなりに面白かったので敢えて不問に付す。
2024/05/07
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