深川慕情 取次屋栄三 (祥伝社文庫)
深川慕情 取次屋栄三 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー
やま
取次屋栄三13作目 2014.09発行。字の大きさは…小。たそがれ、老楽、奴と幽霊、深川慕情の4話。 気楽流の印可を受けた剣客・秋月栄三郎は、永井家の奥向きで剣術指南の出稽古を月2回務めている。そこには、かつて客と遊女として激しく惹かれ合った思い出を共有する、奥向きを取り締まる老女・萩江が…。「深川慕情」は、勝気で男勝りであるが、決して男になろうとはせず、強がりは言っても女の気持ちを忘れずに、時としてはっとするほど嫋やかな姐さんぶりを見せるお染…。 私は、萩江、お染と老楽の恋に落ちる…。あぁ、危ない。
2020/05/19
とし
取次屋栄三「深川慕情」13巻。今回4編全て栄三朗さんと深く関わる人の取次物語、お染さんの過去、萩江さんとの思い、男女の仲は、なかなか上手くいかないな~良い物語でした。
2014/10/01
雅
人と人を繋ぐ取次屋。情に厚い栄三だからこそのストーリー。胸が熱くなる作品でした
2022/07/01
み
さくさくと♪今作は切ないと思うことが多かったです、どれも栄三さんのお蔭で読後はジンワリ温かいです。既刊が残り少しであること判明^^;
2016/03/18
ドナルド@灯れ松明の火
お染のために栄三郎が本気になる。硬軟取り混ぜた取次屋の本領発揮。読み応えあり。 お薦め
2020/06/07
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