危機 軍鶏侍 (祥伝社文庫)
危機 軍鶏侍 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー
ベルるるる
最後の最後にあっけなく犯人というか公儀隠密を捕まえる。でも、自害されて、結局、真実はわからない。本当に公儀隠密だったかもわからない。・・・わざわざ公儀隠密が来て、小藩のお盆の祭りで町民とかお百姓とかを殺すかな・・。その理由がわからないな~
2018/09/27
onasu
読み出すと、ふっと園瀬の里にいるような気分に。それも、今回は長編なんで、逗留も長かったような。 と言うか、実はやや中弛みしていました。冒頭で、何者かにより急を知らせる雷(ライ 煙火)をあげられ、何かが出来することが告知される。だけど、そこからがスローテンポ。 第三章は「凪」、てそのまんまで園瀬の里の盆踊りの説明になっちゃって…。 誰かに纏わる話しがある訳でなし、源太夫の剣もあっさりで、この続きは…、てな終わり。続きがあるのは嬉しいし、園瀬の里の平穏が保たれたのはいいのだけど、何か物足りないなあ。
2015/03/28
タツ フカガワ
穏やかな園瀬の山間部で突如爆裂音が鳴り響く。誰の仕業かわからないまま、園瀬藩では最大の年中行事が開かれようとしていた。シリーズ6作目は長編作品で、藩の危機に軍鶏道場が立ち上がる。また源太夫の門弟や家族、下僕らに向ける温かい眼差しも読みどころでありました。今回は軍鶏道場の若き天才剣士だった大林圭二郎が、僧となっても天才ぶりを発揮していたことがうれしかったですね。
2019/04/15
もえたく
軍鶏侍シリーズ第6作。シリーズ初の長編。平和な園瀬藩に緊急の花火があがり、軍鶏道場の源太夫達は公儀の企みと看破。祭りの日が危ういと備えるが。正直、長編ではなくても良かったのではと思いました。大いなる序章という感じ。続編に期待です。
2017/05/18
こおり
軍鶏侍(6) 久しぶりの軍鶏侍。随分と時間が経ったので内容を忘れていたけれど、過去の経緯をいちいち挟んでくるので何となく思い出しながら読めました。そこはお陰様で助かった面もあるんだけど、ちょっとクドイかなって気持ちもちらり。しかも今回の内容が「警戒」ばかりで盛り上がりに欠けるし、長編の必要無いんじゃね?って感じで退屈でした。助走は十分なので、次回の盛り上がりに期待したいです。
2017/08/21
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