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遊佐家の四週間 (祥伝社文庫)

遊佐家の四週間 (祥伝社文庫)

遊佐家の四週間 (祥伝社文庫)

作家
朝倉かすみ
出版社
祥伝社
発売日
2017-07-12
ISBN
9784396343330
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遊佐家の四週間 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

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ももんが

★★★☆☆遊佐羽衣子の家に四週間住むことになった幼馴染のみえ子。みえ子が住み始めてから遊佐家の完璧な家族がだんだんと変化していく。 自分が持っていた劣等感を誰かと比較して自分の方がまだましとか人間の容姿に区別をつけるとか人間の持っている醜い部分が見えてくる様子にうんざりしてきてしまいました。

2019/11/10

Yu。

妻にぞっこんなガテン系の夫 賢右‥ 見た目や骨格が父譲りの娘 いずみ‥ 妻似の息子 正平‥ そして良妻賢母でオマケに美人過ぎる妻 羽衣子といった遊佐家の(一見)平穏な家庭に羽衣子の唯一の幼友達で“提灯お岩”そっくりな みえ子が四週間ほど居候する事に‥ 彼女を加えた生活がやがて家族それぞれの抑えていた黒い部分を顕にしていく家族群像劇。。いいねコレ‥一家団欒の時が増せば増す程に互いの心は離れていき、代わりに苦味が増してゆく静かな怖さがたまらない。

2018/07/04

coco夏ko10角

みえ子が遊佐家に四週間居候することに、週毎に見えてくるその変化。みえ子みたいなタイプの人ってどうすれば。最終日の空気のヒリヒリ怖いなぁ。

2018/01/22

ちょん

読んでてすごく面白かった、どうなる!?どうなるんだ!?と登場人物全員気になって仕方なかったのだけど、読みきったあとには「んっ?えっ?」という少し拍子抜けした感じが残ってしまい、読み込めてなかったのかなぁと、少しもったいない気持ちになりました( ;∀;)

2019/05/21

橘 由芽

(読んだのは文庫版じゃない方。出てこないのでこちらで登録)結局人はどう生まれ落ちたかで、人生の多くが決定されてしまうものなのか。そして良くも悪くも、人をその方向に進ませてしまうものはコンプレックスにあるのか。。。美しく貧しい娘と醜く裕福な娘。振り返って、自分をここまで導いてきた「私の人生」というものをつくづく考えた。これで良かったのか、こうするしかなかったのか、やり直せるならばどの時点だったのか等など・・・朝倉かすみの小説は本当に人の心に深く切り込んでくるから怖い。←これは私の最上級の褒め言葉

2020/06/21

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