ふたえ (祥伝社文庫)
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ふたえ (祥伝社文庫) / 感想・レビュー
ベイマックス
この手の本は、記憶が残っているうちに一気に読み切りたい。同時進行で別の本も読んでたからな、失敗したな。
2022/12/08
nemuro
“しりとり読書”の73作目。購入本は数冊あるのだが、たぶん読むのは今回が初めて。思えば、そんなキッカケにもなる“しりとり読書”だなぁ(と、なぜか突然の自画自賛)。超問題児の転校生・手代木麗華と友達のいない5人で結成された修学旅行での『ぼっち班』。6人それぞれ、視点人物を替えた短編連作集。なるほど同じ出来事も視点が違えばこうなるのか。紹介文にあった「二度読み必至。どんでん返し青春ミステリーの傑作誕生」も頷ける面白さ。本棚には『プールの底に眠る』『私を知らないで』『他に好きな人がいるから』もあって実に楽しみ。
2022/07/02
ピロ麻呂
ひとりぼっちの生徒たちを描く連作短編集…と思いきや、叙述トリックが使われているんやね。最後の章が訳が分からず、ネタバレ読んだけどイマイチ納得できず、ツッコミどころが多いような…
2018/08/28
よっち
超問題児の転校生・手代木麗華と修学旅行の班を結成することになった、友達のいないドン臭い「ノロ子」とにかく地味な「ジミー」将棋命の「劣化版」影の薄い「美白」不気味な「タロットオタク」の五人。彼らの一生忘れられない修学旅行を描く青春ミステリ。ぼっちだった彼らの大切なもの、譲れないもの。修学旅行をきっかけに動き出すそれぞれの視点で語られるエピソードには少しばかり違和感もあって、積み重ねられてゆく複雑な想いは登場人物たちの印象を少しずつ変えていって、そんな顛末の先にあった何ともほろ苦い結末は強く印象に残りました。
2018/07/19
はるき
巧い! どんでん返しを謳っているので、用心しながら読みました。で、見事に騙されました。 青春は苦く、出会いと別れは避けられない。読ませます。
2018/06/26
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