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家族 新・軍鶏侍 (祥伝社文庫)

家族 新・軍鶏侍 (祥伝社文庫)

家族 新・軍鶏侍 (祥伝社文庫)

作家
野口卓
出版社
祥伝社
発売日
2019-04-12
ISBN
9784396345204
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家族 新・軍鶏侍 (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

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ベルるるる

短編4話。1話目の「孤愁」はあまりに哀れな話でその理不尽さに怒りがわくほど。 残りの3話はどれも安心して読めて楽しめた。懐かしい人が次々と登場。源太夫の子供達も成長しているし、懐かしい人達の子供達も成長している。子供世代の話もこれからがホントに楽しみ。

2019/09/08

Tatsuhito Matsuzaki

武士の矜持と 人としての有り様を感じさせる時代小説「#軍鶏侍」の新シリーズ第2弾。 表題の「#家族」は 収録された4編の作品に通じるテーマです。 中でも、藩命に従い生き抜く武士の辛さと矛盾、葛藤の結末を描いた「#孤愁」は、特に重く心に響きました。 そしていずれの作品にも感じたのは「家族とは 作り 育て 支え合ってゆく 大切なもの」なのだという思いです。 #敵討ち #上意討ち #似た者夫婦 #遊山 #藍と青 #今日の一冊

2023/06/09

タツ フカガワ

岩倉源太夫や岩倉道場の元師範代東野才二郎らの“家族”をめぐる“新”シリーズの2作目で、面白かったのは「藍と青」。かつての門人で天才剣士大村圭二郎を思わせる12歳の戸崎伸吉が入門。これからの成長が楽しみです。

2019/10/15

茶幸才斎

園瀬藩で剣術道場を開く岩倉源太夫に、上意討ちの命が下る。相手は、父を殺され実に19年を経て見事に仇討ちを成し遂げた男、大野礼太郎。武士の鏡と称えられた彼が、突如部下の殺害に及んだのは何故か。時に命のやり取りは避けがたく付きまとうが、それでも源太夫の周りでは、彼の家族や弟子たちの身の上に変化や転機が訪れ、ゆかしくのどかな園瀬にも、豊潤な歳月の流れのあることを知らしめる。各人物の心の機微は繊細で心地よく、それらを察し慮る源太夫の態度は鷹揚で温かい。我が子の短慮と我儘に振り回される毎日の我が家とは大違いである。

2019/06/05

だいゆー

源太夫の周りの家族の姿そして源太夫自身の家族の姿を浮かび上がらせ、もの悲しく、ほのぼのとなる物語。

2019/05/02

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